Loveless(山下智久)歌詞解釈

歌詞解釈

またまた、お久しぶりです🙇‍♂️
ようやく夏も終わって、秋が来るなぁと思っていたら、もう冬並みの寒さですね!
私は、新しいクロスバイクを購入し、サイクリングで知らない道を走ることにハマってしまったので、寒すぎるのは勘弁です😭
それでは、前置きはこれくらいにして…
今回の歌詞解釈は山下智久さんの『Loveless』です!
2009年の曲ということもあって、今まで書いた曲と比べて知名度は低いかもしれませんが、儚く切ない歌詞となっていて、心にジワっとくる曲です!
曲調も素敵なので、ぜひ一度聴いてみて欲しいです😌

Lovelessの歌詞はこちら

心の距離

『もう なんとなくわかってる 君がうつむくわけを別れを切り出せずにいるんだよね』

入りの歌詞から切なすぎますよね…
まず、「もうなんとなく」という入りが良い!
ある頃から違和感を覚え始めていて、彼女の心が少しづつ離れていっていることに気づいていたのでしょう。
何かを思い詰めてうつむいている彼女。これから『彼女が言いたい言葉』を『もうなんとなく』分かっている彼氏。
おそらく確信しているものの、そうであって欲しくないという彼氏の想いも含まれているようですね😖
複雑な気持ちの中、彼女からの言葉を待つ彼氏の心情が伝わります。

『舗道に落ちた影は 寄り添って重なるのに 二人の想いは 今 離れていく』

静かな所に二人で、うつむいたままどちらからも話し始められず、悲しい情景が浮かんできます😭
「こんなに近くにいるのに、気持ちは遠くへいってしまう。」
見える影と見えない心の距離の対比が、より悲しさを引き立てています。

『違う恋に 出会ってしまった君を つなぎとめる言葉も 見つからない』

『違う人』ではなく、『違う恋』という歌詞が、『彼女の心』が動いたことを切なく表現しています。
離したくない気持ちとは裏腹に、離れていく彼女の気持ちに「どうすることもできない」彼氏の無力感と、相手の幸せを尊重しようとする優しさが混在し、ジワッときます🥺

『サヨナラなんて 終わりだなんて 嘘だと言って それでも ほどいた手は 冷たくなる 僕らは他人になる』

ここからサビに入ります!
なんとなくわかっていながらも、切り出した彼女の言葉に現実を突きつけられた彼氏。
うつむく彼女の手を握っていたのでしょう。
『サヨナラ』の言葉と同時に手をほどかれ、ついに『終わり』を実感します。
離れた手が冷たくなるのと同時に、ずっと隣にいた相手の温もりも冷めてしまう。
つなぎとめるものもなく、『他人』になってしまうという心に刺さります…🥲

『ゴメンネなんて もう泣かないで 抱きしめてしまうから 重ねた思い出が 痛みに変わるその前に ほら 最後は笑顔で say goodbye…』

『違う恋』に向かっていくと決めた彼女ですが、彼氏との思い出や優しさに涙が止まりません。
彼氏の気持ちは彼女を向いていて、本当は抱きしめて慰めてあげたい。
自分も泣いたり悲しんでしまったら、彼女がもっと辛くなるし、これまでの時間が棘になると考えたのでしょう。
二人で過ごした時間や思い出に対して、「こうしておけば」という後悔や、涙で終わってしまう、傷になってしまう最後にはしたくないという彼氏の優しさがとても伝わる歌詞です😖
大切な人だからこそ、笑顔でお別れしたい。
『ほら』という歌詞は、彼女に「笑ってお別れしよう」と伝えているようですね…
心が潰されてしまいそうです😭

嘘と強がり

『ひとりでも平気だよと はじめて嘘をついた 君の涙を止めるすべがほしくて』

ここから2番です!
個人的には、この歌詞が一番好きなポイントです😌
『初めてついた嘘』が、彼女とのお別れのタイミングで、彼女のためについた嘘なんです。
書いてる間にもウルウルきてます🥺笑
なんて誠実な彼氏なんでしょうか…

『本当に大事だった 本当は離したくない 行き場のない想い こみあげるけど』

行き場のない彼氏の『本当』は彼女に伝えることはありません。
また、『大事だった』という過去形の歌詞が、二人の時間が終わったことを示しています。

『その幸せ 誰より願ってるから 強がりでも アリガトウと伝えたい』

相手を大事に思うからこそ幸せを願います。
「大事だよ」「離したくないよ」の本心は伝えることができなかった彼氏ですが、強がりでも『アリガトウ』を伝えたいのです。
この『アリガトウ』も本心なんです!!
悲しすぎませんか🥺
さらに、先ほどの『嘘』と、この『強がり』が綺麗に対比されているように思います!

『サヨナラだって 後悔だって ふたり出会えた証 君とだから そう思える かけがえない存在』

全ての思い出が二人が出会って愛し合った証。
サヨナラでさえ、愛し合ったからのサヨナラなのだと。
二人の証として、一つとして悲しいものとしたくない。
『本当』は離したくない。
そんなあなたに出会えたことが幸せです。
だからこそ、今は強がりでも心から『アリガトウ』と伝えたい。
大切なあなたとの最後は、大好きな笑顔であって欲しい。
もう、完璧すぎます。詰まりすぎてます😭

『忘れぬように 胸にしまうよ ともに刻んだ季節 新しい未来へ急ぐ 君のその背中に そう 最後は笑顔で say goodbye…』

かけがいないあなたとの、かけがえない思い出と一緒に、自分の本音も胸にしまうんです😖
舗道に落ちた影が離れていき、心だけでなく彼女自身も離れていきます。
最初のサビでは『ほら』だったのが、『そう』に変わっています!
きっと自分自身に「笑ってお別れしよう」と言い聞かせているのでしょう。

今回の歌詞解釈、いかがでしたでしょうか☺️?
個人的に、こだわりを感じる言い回しが要所で感じ取れ、心を掴まれる歌詞だなぁと思います!!
山下智久さんの声ともマッチしているので、ぜひ曲を聴いていただければと思います✨

前回の歌詞解釈【別の人の彼女になったよ】はこちら🎵

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