ドライフラワー(優里)歌詞解釈

ドライフラワー 歌詞解釈

今回から、ある企画を始めたいと思います👍
その企画とは…

新企画♪歌詞解釈

好きな曲の歌詞を私なりの解釈で読み解いていきます🙋‍♂️

幼い頃から、メロディやテンポよりも歌詞を優先して聴くタイプで、自分なりに、歌詞で伝えたいことや、こんな情景なんだろうなといつも考えます。

それを文字にしてみよう!と思い立ったのです🤣

作詞した方や、皆さんの解釈とは大きくズレていることも多々あると思いますが、悪しからず😏

新企画の1曲目は私が一番口ずさんだであろう優里さんの【ドライフラワー】です!

ドライフラワー(優里)

・私の想いと葛藤


『多分、私じゃなくていいね 余裕のない二人だったし 気付けば喧嘩ばっかりしてさ ごめんね』

入りから切なすぎる…
「私じゃなくていいね」ということは、幸せが大きかった頃には「君じゃないとダメだよ」と言われていたのかな😔それぞれの生活もあり、自分のことで一杯になって、少しづつすれ違いが生まれてきたのでしょう。

『ずっと話そうと思ってた きっと私たち合わないね 二人きりしかいない部屋でさ 貴方ばかり話していたよね』

女性はきっと、自分の気持ちを話してしまうことで、どういう未来になるか理解していて話せなかった。「私たち」という書き方が、まだ2人でいることを表現してるように感じますね。

『もしいつか何処かで会えたら 今日の事を笑ってくれるかな 理由もちゃんと話せないけれど 貴方が眠った後に泣くのは嫌』

サビ前。「笑う」「泣く」という対比のフレーズが出てくることで、溢れてくる複雑な心情を想像させられますね😖
また、現状に対して涙が溢れるところをグッと堪え、眠った後に1人でこっそり泣いている…。女性はきっと、今の関係性で涙を見せてしまうことや、男性への配慮も含め、毎日悩んでいたんだろうなぁと思います🥲

『声も顔も不器用なとこも 全部全部 嫌いじゃないの ドライフラワーみたい君との日々も きっときっときっときっと色褪せる』

日本人なら一度は聞いたことがあるくらい有名なサビですよね✨
「嫌いじゃないの」ですって。「好きだよ」と言えない辛さがジワジワくる。
「きっと」を4回繰り返すところについては、すごくキャッチーで、曲としても素晴らしいなと思いますし、色褪せることへの躊躇いもあるのかな🤔?
ちなみに、フランスやイギリスでは「ドライフラワー」の花言葉があり、「永久」「感謝」「終わらない友情」らしい👀
ここで、「ドライフラワーみたいに色褪せる」という部分。すごすぎる⚡️
解釈は色々できますが、私は「過去の仲良しだった鮮やかな思い出が時間と共に褪せてしまう、私の心に残り続けます」というメッセージだと勝手に解釈しています😂

・君への強がりと弱さ

『多分、君じゃなくてよかった もう泣かされることもないし 「私ばかり」なんて言葉もなくなった』
いわゆる、「清々した」というような表現ですよね。
1番ではあれだけ、内に秘めたことを歌詞にしているのに。ツンデレですか?と言わんばかりの変わりよう🤷‍♂️
しかし、「貴方ばかり話していたよね」「私ばかり」は対比になっていて、2人で居る頃は、お互いが我慢していたという風に読み取ることができますね。 さらには、「言葉もなくなった」の部分。優里さんの歌い方も加味しますが、「私ばかり」が嫌な想いをすることが無くなった!の裏側に何か寂しさのようなものを感じます😔

『あんなに悲しい別れでも 時間がたてば忘れてく 新しい人と並ぶ君は ちゃんとうまくやれているのかな』
悲しい別れであった事実を語りつつ、男性への想いが完全に消えていない素敵な歌詞ですね。
「幸せにしているか」ではなく、「うまくやれているか」と書く辺りがフワッとしていて、女性が1人でまさにそう考えているんだなとリアルに浮かんできますね😌

『もう顔も見たくないからさ 変に連絡してこないでほしい 都合がいいのは変わってないんだね でも無視できずにまた少し返事』
結局お互い様。この部分で一気に締まる。
男性の気持ちを察しながら、「都合がいい」という強めの言葉。女性の強がりに拍車をかけましたね。ただ、最終的には、強がり切れず返信してしまうんです。たまりませんね😂

・抑え切れない気持ち

『月灯りに魔物が揺れる きっと私もどうかしてる 暗闇に色彩が浮かぶ 赤黄藍色が胸の奥 ずっと貴方の名前を呼ぶ 好きという気持ちまた香る』

これは、「夜になると、君のことを思い出すよ。」ということでしょうか🤔?
男性のことを考えると、強がって、悲しんで、寂しくて、そんな気持ちが揺らいで、求めてしまっている自分に気づいたのでしょう。

『声も顔も不器用なとこも 全部全部 大嫌いだよ まだ枯れない花を君に添えてさ ずっとずっとずっとずっと抱えてよ』

ここでのポイントは、間違いなく「まだ枯れない花」だと思っています。これまでのサビでは「きっと色褪せる」だったのですが、女性がどんなに努力しても、
「君との思い出は消えずに鮮明に私の中にあります。」
ということですね。
「大嫌い」と自分を騙そうとしてもダメだった。あなたも同じように
「私との色褪せない思い出を心に留めておいて欲しい。」
戻ることはできないとわかっている上で、せめてもの祈りなのでしょう。

改めて書き起こしても、儚い曲だと思います。女性の一貫した気持ちと揺れ動く気持ちを間接的に表現したり、ドライフラワーに置き換えることで、「思い出」というものを可視化したような、とても魅力的な歌詞でした😘

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